「ネイル隠し」その手段方法とメリット・デメリット~気になる葬儀マナー

1dayネイル隠し手袋『ノノフローヴ』が多くの方々からご支持頂いていることに、心から感謝しております、創業72年目の帽子企画販売会社「株式会社村瀬商会」の村瀬です。

本日は、つい先日のことですが、なんともお恥ずかしいことに帽子にまつわる「葬儀マナー」に関し初めて知った事実がありますので、それを共有させて頂こうと思い執筆しております。

それをお伝えするにあたり、コレまでにも触れて参りました「葬儀マナーとネイルの関係性」について、5つの「ネイル隠し術」とそのメリットデメリットと、葬儀における手袋の着用マナーを掘り下げて記述致します。

是非、ネイルをされている方々はご一読頂けますよう、宜しくお願い致します。m(_ _)m

「1dayネイル隠し」5つの方法

原則、葬儀など弔い事の場には、ネイル(特に派手な装飾のもの)はオフしてから参列しましょう。それが可能であれば何ら問題はありません。

しかし、弔い事のお知らせはいつも予期せぬ折に届きます。

つまり原則がどうであれ、それが叶わないケースも起こり得ます。

そんな場合の対処方法を5つご紹介致します。

1.絆創膏やテーピングを貼る

基本ナチュラルな色のネイルだけど、1本だけストーンやラメでキラキラしている、などという場合に使えるのが、「絆創膏で隠してしまう方法」。

メリット&デメリット

簡単で安価、しかし下左画像のように5指とも巻いてしまうとコレはコレで問題ですよね。(汗)

右画像のように加工し爪上のみに貼ることが出来れば、見え方としてはありのように思えます。但し5指×2ともなると、ちょっと大変! 簡単とは言えなくなってしまいます。

と言うわけで、1指2指程度なら巻いてしまって完了でありですね。

2.マニキュアを塗る

メリット

コスパが良い。

ジェルネイルの上から、ナチュラル系のベージュのマニキュアを塗って隠す。簡単ですよね。

デメリット

ちょっとした凹凸なら問題なく隠せますが、大きめのパーツで凹凸が大きい場合には不向きです。

また、しっかり乾かさないとグシャッとなりやすいので要注意!

乾くまでに時間がかかるので、余裕を持って準備することが必要です。(重要!)

これには時間という大きな壁が立ち塞がります。

前日夜に時間があればアリ、ましてや当日であったりした場合は不可です。

3.コンシーラーを塗る

メリット

マニキュアを塗るのが苦手な方には、ネイル用の「コンシーラー」を塗るのがおすすめ。 

速乾性なので塗りやすいのは勿論、なんとお湯で簡単に剥がすことができます。

デメリット

水を触ったりすると、コンシーラーが剥がれてしまい、ネイルがより目立ってしまうことがありますので手を洗う際には注意が必要。

時間が経つにつれて元のネイルの色が透けて見えてくる可能性があります。また、完全に自然な仕上がりにするのは難しく、不自然に見えることがあります。

大きめのパーツによるデコレーションの凹凸がある場合には、やはり対応しきれない場合があります。

5指全てならば10回繰り返しの作業です。速乾性であっても時間にゆとりを持って対処しましょう。

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4.ネイルシールを貼る

メリット

兎に角簡単!マニキュアのように乾かす時間が必要なく、爪に貼るだけで完了します。また、爪を溶かす成分が含まれていないため、爪への負担が比較的少ないです。

そして100円均一やドラッグストアなどでも手に入る。

デメリット

剥がれやすい!特に水仕事や運動をする際に剥がれやすいことがあります。簡単な分、これは仕方が無いですね。(※ネイルシールの上からトップコートを塗ることで、剥がれにくくなる場合があります)

マニキュアに比べて厚みがあるため、指先が不自然に見えることがあります。

剥がす際に、爪の表面を傷つけてしまう可能性があります。(剥がす際はゆっくりと、爪に平行に剥がすと、爪を傷つけにくいですヨ)

ネイルシールを選ぶ際の注意点

爪が短い、または平らな爪の人には、短い爪用のネイルシールや、爪の形に合わせてカットできるタイプがおすすめです。ご自分の爪の形状を把握しておくことが大切です。

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ネイルの形状に関する補足

爪の形は、大きく分けて5種類あります。それぞれの特徴や似合うデザインも異なり、自分の爪の形を知ることで、より美しいネイルを楽しむことができます。

ラウンド型

爪全体が丸みを帯びた、最も自然な形です。

指を短く見せてしまう可能性がありますが、可愛らしい印象になります。 どんなデザインとも合わせやすく、初心者さんにもおすすめ。

オーバル型

先端が少し尖った、卵のような形。

指を長く、細く見せる効果があり、女性らしい上品な印象を与えます。

スクエア型

先端がまっすぐで、四角い形です。

力強さやクールな印象を与え、短い爪でもシャープな印象になります。

スクエアオフ型

スクエア型の角を少し丸めた形です。

スクエア型のクールさと、ラウンド型の柔らかさを兼ね備えています。

どんな指の形にも合わせやすい万能な形です。

ポイント型(アーモンド型)

先端が細く尖った、アーモンドのような形です。

指を細く長く、華奢に見せる効果が最も高い形です。

エレガントで大人っぽい印象を与えます。

5.手袋を使用する

最後のご提案は「手袋で隠す」です。

メリット

兎に角、時間は一切ひつようありません。着けるだけ。

そして完全に隠すことが出来ます。

指先部分は黒の生地で二重に成っておりますので、3.5cmの長さまでカバーします。

また当て布を斜めに裁断しており、着用時に指を細く長く見せる効果もあります。

(注意:販売中の製品の中には透けて見えてしまう物がありますので、良く確認しご購入ください)

弊社『ノノフローヴ®』

3.5cmの長さまで完全に隠せます!

画像をタップし詳細をご確認きください。

デメリット

焼香の際や、式後の会食の場では外すことがマナーです。

どうしても会食の場への参加が必要な場合は、「手袋」という選択は避け、上記の他4つの手段を講じるようにしましょう。

※焼香の際、手袋を外すことに抵抗を感じる方もいらっしゃいますが、基本的に焼香の場は参列の方々に背を向けた状態ですので臆することなく速やかに外し、焼香後再度着用しましょう。

むしろとてもマナーを心得、スマートな印象に映ります。

手袋着用時の葬儀マナー

  1. 革の手袋は殺生を連想させるため避けましょう。装飾が華美すぎないものを選び、清潔感のある印象にしましょう。
  2. 手首まで隠れる長さの手袋が好ましいです。
  3. 手袋は清潔な状態で着用し、脱ぎ着の際は裏返さないように注意しましょう。
  4. キリスト教式の葬儀では、トークハットと併用しましょう。(宗教や地域の慣習により異なりますので、必ずしも必要ではありませんが、とてもスマートな印象に映ります)

弊社では現在トークハットの販売に向け準備中です。ノノフローヴ(手袋)とのセットでお求めやすい販売を予定しております。

※故人やご遺族への配慮として、 宗教や宗派に関する疑問がある場合は、事前に故人やご遺族、葬儀会社に確認を取ると安心です。

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